三栄書房 設立60年記念社史
「三栄書房60年の轍 雑誌繚乱書留帖」
内容紹介


 
 編集委員各氏。(前列右から)
 第2代目社長、社史編集当時会長・鈴木脩己氏、自動車評論家の長老・星島浩氏、編集長・新津正人。

編集長の編集後記。

左下が現在の全社員。

旗艦誌「モーターファン」は業界最古にして、半ば学術誌的香りがあった。

戦後間もなく復刊を果たす。

「モーターファン」とともに三栄書房の看板雑誌だった「オートスポーツ」。

大ブレークした自動車改造雑誌「Option」。

初代社長・鈴木賢七郎氏、日本自動車殿堂入り。

評価の厳しさでメーカー担当者を震え上がらせた「ロードテスト」企画。
この写真はホンダ・ドリームSB350の時のもの。右端は本田宗一郎氏。
本田社長も参加するほどの権威ある企画だった。
試乗後のドテラ姿の座談会も時代を感じさせる。

「モーターファン」の執筆陣には、日本の自動車業界の最高権威がなを連ねる。
趣味誌というより学術誌的な雰囲気が濃厚であった。

日本Car of the year は、「モーターファン」300号発行を記念して始まった。
ちょうど、私が在籍していた頃である。

ゴルフ誌を買収した。


自動車雑誌はメーカーの広告なくしては成り立たない。
「マガジンX」は、業界、警察の不正を徹底的に暴いた。

三栄書房も経験した組合からの突き上げ。
組合は24時間無期限ストに突入。3日間、業務は完全に止まり妥結した。
シュプレヒコールをリードするのは、恥ずかしながら当時の私。

この透視図は、まさに一世を風靡した。三栄書房の独自企画だが、
後刻、競合誌が後を追う。

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