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◆自費出版のすゝめ

「學問のすゝめ」(福澤諭吉著、明治5年刊)ならぬ「自費出版のすゝめ」です。
自分の本を出版することを、2つの点からお勧めします。

 ひとつは、自分自身の喜びです。
 原稿を書いているとき、資料を集めているとき、本の体裁を考えているとき・・・、それはあたかも出産を控えた
 女性が、生まれ来るわが子を楽しみにしていることに似ています。

 本が刷り上がり、製本され自分の手で確と握ったとき、それは生まれ来たわが子を初めて抱いたときの感じです。男性でもその感激を味わうことができます。

 ●二つ目は、他の人からの評価です。物書きを生業(なりわい)としているわけではない人が「本を出した」となれば、周りの人は注目します。本を贈った遠方の知人からの手紙に感涙する人もいます。ご自分の生きた証が後世にずっと残り、孫、ひ孫、その子供たちへと語りかけていかれます。

●自費出版実績 
   これまでに――、
   -漫画家のたまごさんの習作集、
   -小学校の校長先生の俳句集、
   -気象関係者の自然現象に関する随筆集、
   -病院で闘病中のおばあちゃんの短歌集、
   -地域の民権運動を研究された中学校の先生の研究書、
   -余命を宣告された妹さんの詩集、
   -全国の灯台を周り、それを漢詩集4巻にまとめたおじいさん、
   -あちこちに書いた論文を1冊にまとめたお医者さん、
   -カメラの魅力にのめり込んだばあちゃんの写真集
  ――等々、幾多の自費出版を世に送り出してきました。
 そしていずれの皆さんも大変感激され、2冊目、3冊目を出版された方もいらっしゃいます。

 このような出版のみならず、自分史、社史、会社概要、その他、いろいろな本の発行をお手伝いできます。
 社史編集では、創立60周年を迎えた出版社の記念社史の編集長もさせていただきました。

 ●ゴーストライター(代筆者)としても、
   -プロ野球殿堂入り監督(故人)、
   -ファッション界巨匠(故人)、
   -陸上競技界巨匠(故人)、
   -美容外科医(現役)、
   -実業家(現役)
  ――等、いずれもゴーストライター故に実名は挙げられませんが、いろいろな方の代筆をさせていただいてきています。

 ●お気軽にお問合せください。
 電話:042-707-4920/080-6546-1665、e-mail:niitsu@gmex21.com
 雑誌記者、ゴーストライター、プレス・レリース・ライティング4000枚、英文和訳3000枚、自費出版プロデュース40件などの経験を背景に、喜んでお手伝いをさせていただきます。

◆手 順

 ●原稿の準備
    次の原稿を準備します。
    ① 文字原稿(手書きOK、デジタル原稿=さらに良し、代筆も請負います)
    ② 画像原稿(写真、イラスト/挿絵、図など)

 ●本の体裁の決定
    難しいことはありません。書店に行って、作りたいと思うような体裁の本を1~2冊買い求め、
    それを元に詳細を決めましょう。

 ●印刷・製本
    信用のおける会社に依頼します。
    お知り合いの会社があれば、そちらへ作業を移管できます。

◆アドバイス

    ●組版について
    個人の自費出版で、最も経費がかかるのは組版(くみはん)といって、文字を活字にする工程です。
    用紙代や製本代は印刷部数にほぼ比例しますが、組版は10部制作でも1000部制作でも同じです。
    原稿をデジタルでいただければ、その分は安くなります。
    ご自分でキーボードが叩けない人は、お子様やお孫さん、お知り合いの方などに依頼するといいでしょう。
    もちろん、弊社でも組版はできます。

    ●編集について
    普通の人が書いた文字原稿は、専門の編集者が目を通し、漢字や用語の使い方などをチェックし、読み
    やすい文章にします。もちろん、ご要望であれば編集者が目を通さず、原稿通り(添削無し)で印刷する
    こともできます。


◆よくある質問
  Q:いくらかかりますか?
  A:本作りの原価は、大きく分けると①組版代(ワープロなどで文字を打つことです)、②印刷代、③製本代の3つです。
 このうち、いちばん大きいのは①で、1頁いくらとか、1文字いくらの計算になります。印刷部数に関わりなく、10部でも1,000部でも同じです。
 また、この部分を自分がワープロを叩いたり、知人、子供や孫などに頼めば、その方へのお礼はともかく、当方へは払う必要はありません。
 文字を組む代わりに、自分の書き文字をそのまま印刷する場合も、組版代は発生しません。
 ②と③は、基本的に部数比例となります。

 あと、本の体裁をどうするかで印刷代や製本代に影響が出ます。
 本の大きさ(文庫本型、新書版型、普通の単行本型)や表紙を柔らかくするか、固くするか、箱に入れるか入れないかも制作費に影響してきます。

 簡単な方法は、書店に行き、自分が作りたい体裁の本を選び、その書名や出版社名を当方へ知らせていただければ、何部でいくらという見積りが容易にできます。

  Q:作った本は売れますか?
  A:自費出版は基本的に書店で売ることを前提に作っていません。大方の方は、知り合いへ無償配布するか、知っている書店に並べてもらうことをしています。
  もし、売れる内容だとお思いなら、最初から出版社へ原稿を持ち込むことを勧めます。自分が書いたテーマ関係の本を出している出版社へ持ち込めばいいでしょう。
  しかし、素人が持ち込んだ原稿はほとんどが売れそうもないので、つまり商品価値が無いので、出版社が制作費を負担して出版する事はかなり難しいようですよ。逆に、「○○○○円をご負担いただければ、出版ができます」と自費出版を勧められます。
 もちろん、素人作品がベストセラーになった例はたくさんあります。
 弊社でも、原稿を拝見し、「これは売れる!」と判断すれば、制作費弊社負担ですぐに書店に並ぶ出版の手続きに入ります。

  Q:自費出版は、あちこちの出版社でしていますが、大手出版社の方がいいですか?
  
A:料金の比較なら、基本的には相見積りをとって比較すればいいでしょう。
 しかし、一般的には大手出版社では有能で高給な社員が担当しますし、関係部署も大きい。しかも、業務は自費出版といった基本的に発行部数の少ない少額の仕事なので、その分コスト高になるのは容易に想定できます。
 また、依頼者も資金に余裕があり、その出版社のネームバリューが欲しい人が多いようで、制作費総額も平均して高めになっているようです。
 お客さまを差別しない、とはいうものの、売上高の大きいお客さまが大事にされるのは仕方のないことです。
「牛尾となるより鶏頭となれ」という諺もあります。
 制作費が高額でなくても、客の売上ランキングが上位になるような制作会社へ依頼するのもよろしいかと思います。
  Q:いろいろ人生経験や社の歴史もあり、社員たちにも自分の考えをまとめた物を見せたいのですが、もちろん、原稿もないし、内容的にも何をどう構成していいかわかりませんが?
  A:
ご相談に乗れます。お会いして小一時間もお話しすれば、大体の構成案をご提案できます。ここまでは無料です。後は、それに沿ってお話を聞き、当方で原稿としてまとめることができます。出来上がった原稿をご覧いただき、内容変更や順序変更、追加、削除もいかようにも可能です。


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